仕上げ加工とは

2018/05/08

仕上げ加工とは？

生地の外観や風合いを良くして、アパレル素材としての価値を高める仕上げ加工。

織物やニットの織り上げ、編み立て後、生地として完成させる工程です。

「仕上げ」と「加工」があり、起毛やつや付けなどの物理的な方法によるものを仕上げといい、樹脂加工などの化学的な方法によるものを加工といったりします。

進歩したテクノロジーにより、加工技術が生み出され、特殊な機能を持ったアパレル製品が誕生しています。

仕上げ加工の目的は、新しい製品を生み出すことのみ。

水に濡れても大丈夫だったり、濡れてもすぐ乾いたり、キラキラ光るラメが貼られていたり、凸凹模様だったり。

機能性の向上や、見栄えのする、よりよい素材へと手を加える仕上げ加工。

それらの加工には、いったいどんな方法があるのでしょうか。

仕上げ加工の種類は大別すると、2種類に分けられます。

1つは、防水や防汚に代表される機能加工。

もう１つは、デニムのダメージ加工や生地に光沢を与えるなどのおしゃれ加工。

目的別に、さまざまな仕上げ加工を紹介します。