ケープ

2019/09/05

ケープ(cape)とは、袖のない丸い形をした外着。

現在ではおもに婦人用のものとされているが、もとはむしろ男性におおく用いられた。

ケープの構造はサーキュラーケープとスパニッシュケープの2種類に大きく分けられ、簡単な防寒、防雨の目的で着られるものや、装飾として用いられるものが多い。

丈の長さはまちまちで、とくに短いケープはケープレットと呼ばれている。

ウエストよりも長いものはマントの部類とされるがとくに定められていない。

薄手の布で作られ、からだにそって垂れ下がった優雅な感じのものから、厚い布、織物、毛皮などいろいろな材料が使われ、いろいろな形で服飾に取り入れられてきた。