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カレンダー加工:カレンダー加工?生地の加工方法について

2018/05/11

 

カレンダー加工とは?

 

カレンダー加工とは、機械による布の仕上げ加工の1つ。つや出し工程、ロールかけと呼ばれるもの。仕上げ加工の総称でもある。

カレンダーにより、織物の生地を固め、光沢を出し、手ざわりを良くし、布目を平たく、なめらかにする工程。

 

そもそもカレンダーとは、織物整理機械の1種。

金属製のローラー(スチール・ローラー、ハード・ボールなど)と、綿や紙、樹脂製のローラー(コットン・ローラー、ペーパー・ローラー、樹脂・ローラーなど)とを組み合わせて使用するものです。

回転するローラーの間に生地を通過させるとき、ローラーの硬さ、回転速度、圧力、温度、表面形状などによってその効果が変化します。

 

 

カレンダー加工の目的

 

カレンダー加工の目的は、だいたいは布地の表面を平らにし、光沢を与えること。

重量のあるローラーでプレスするので、表面に凸凹のある生地も圧縮して光沢を出すことができる。

ローラーの形状や組み合わせによって、さまざまな効果を得ることができ、一般には高温の1対のローラーの間に布を通し、圧力をかけるものである。

 

「カレンダー掛け」、「つや出しカレンダー」、「カレンダー仕上げ」など、いろいろな呼び方をしますが、ローラーの種類によって得る効果が変わるので、それに伴って加工名称も変わっていきます。

カレンダー加工を応用したものに、ローラー・カレンダー仕上げ、フリクション・カレンダー仕上げ、シュライナー・カレンダー仕上げ、フェルト・カレンダー仕上げ、チンツ加工、DG加工、エンボス加工などの仕上げがある。

 

 

まとめ

 

・ カレンダー加工とは、機械による布の仕上げ加工。また、仕上げ加工の総称。

・カレンダー加工の目的は、布の表面を平らにし、光沢を与えること。

・カレンダーのローラーの種類によって得る効果が変わり、応用した加工が多数あり、その加工毎に名称も異なる。

 

布を仕上げ、光沢を与えるおしゃれ加工、「カレンダー加工」のご紹介でした。

 

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