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久しぶりの登場。フォークロアファッションとは

2018/06/02

 

久しぶりの登場。フォークロア・ファッションとは

 

久しぶりの登場ですが、今シーズンはヨーロッパではなく、アメリカの西部開拓時代のフォークロア。

アメリカ先住民やウエスタンの雰囲気、素朴なマキシスカートやドレスなどが小花やチェックで仕立てられ新鮮です。

ブランケットやマント風の羽織物がノマド(遊牧民)、ボヘミアンなどの気分を醸し出しています。

 

 

そもそも、フォークロアとは

 

フォークロアとは民族、民間伝承などの意味。

民族衣装にヒントを得たような、素朴な感じのするファッションをさしていうときに使われることばです。

俗にフォーク調とも。

 

フォークロア・ファッション(フォークロア・ルック)というと、民族衣装や民族的な工芸、意匠をイメージソースに活かした独特の素朴なスタイルです。

そのスタイルの代表的なものにジプシー(民族名)の装いにヒントを得たジプシー・ルックがあります。

他には同じような仲間にエスニック・ルック、エスノ・ファッションなどがあります。

ちなみにエスニックは、フォークロア・ルックと比べるとより土着的な民族衣装風のものをさし、同じ民族調といっても、キリスト教圏外の地域をさす言葉です。

 


1960年代のフォークロアブームなどにより、東欧や北欧から未開のへき地まで、世界中の民族のスタイルが取り込まれました。

フォークロアといえば従来は、イギリス、フランス、北欧などをイメージされますが、今季は西部開拓史時代のアメリカ南西部からのイメージが登場です。

 

 

フォークロア・ファッションの特徴

 

北米先住民風のポンチョ、西武開拓者のようなウエスタンな装いに、フリンジが動きを加え、同時にネイティブアメリカン特有のトライバルモチーフ、中でもオルテガ柄が勢いを増してこのトレンドを象徴しています。

身体を優雅に包み込むポンチョはシルエットが大事。

ガーリッシュなドレスはマキシ丈のドレスの進展でもあり、「プレーリードレス」とも呼ばれます。

 

今季フォークロア・ファッションの特徴は、コットンのチェックや切替に小さなフリルを飾ったぜいたくでない女の子らしいデザインなどが中心に。

上に羽織る編み込みバルキーニットやシープスキンのジャケット、ウエスタンヨークの切り替え装飾、ロックやグランジなどをミックスしたフリンジなども重要なディティールです。

 

 

フォークロア・ファッション まとめ

 

フォークロア・ファッションとは、

・民族衣装にヒントを得たような、素朴な感じのするファッションをさす。

・民族衣装や民族的な独特なスタイル。

・今季は西部開拓史時代のアメリカ南西部からのイメージで、小花やチェックで仕立てられた素朴なマキシスカートやドレスなどに注目。

 

北欧などをイメージされるフォークロアですが、今季は西部開拓史時代に注目です。

 

 

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