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2018/06/01
ロゴやタイポグラフィのワンポイントやビンテージのスカーフプリントのパッチワークなどをヒップホップのようなビッグサイズに仕立てるなど、シルエット全体を大きくすることのように、極端なボリュームや量感がおしゃれのポイントとなる。
また、ダウンをはじめ、パーカ、アノラックなどスポーツアイテムのみならず、ジャイアントシルエットのアウターを用いた高級絨毛のコートやジャケットとのパーツコーディネート、アウターオンアウターの着こなしがアスレジャーファッションを洗練させる。
ヒップホップとは、80年代~90年代のストリートカルチャー派生したスタイル。
1980年代前半にニューヨークのブロンクス地区から流行しはじめた新しい音楽やダンスの呼称で、ラップミュージックやブレークダンス、スクラッチDJなどが特徴的です。
ファッションでは、ゆったりしたジーンズやシャツに帽子を後ろ前にかぶる、などがあげられます。
グランジファッションとは、シアトルのグランジ・ロック・グループを代表とする、寝起きのままの汚れた感じのファッションをさす言葉。
貧乏主義というか、あるいは質素主義ととるか、豊かな物質文明を批判する反体制の新価値観。
ポペリスムとも。
1990年代に入ってからプレタ・ポルテのモードにも出現したストリートファッションの1つです。
そもそもグランジとは、手入れしていない、汚いという意味のアメリカの俗語。
ボロ・ルック、プア・ルックとか。古着やよれよれで色落ちした服の重ね着などが代表的なスタイルです。
パーカやトラックスーツ、ネルシャツなどスポーツカジュアルが基本となり、カラフルなロゴやグラフィックをミックスし、オーバーサイズ、レイヤーで着こなすのが今年風。
アウターの上にさらにアウターを重ねるレイヤードテクニックを駆使し、寒さの厳しい季節に備えます。
季節も時代も問わず人気のデニム。
デニムも80年代に流行したケミカルウォッシュを支持するなど、ダメージでもきれいめの方向へ。
新鮮なのはスカーフプリントの登場。
クラシックなアーカイブ柄が復活してスカーフとしても取り入れられていますが、新しいのは服に柄として用いられていること。
スカーフ柄のひらひらしたドレスだけでなく、首にスカーフを巻く着こなしも見直されています。
何種類かの異なる柄をパッチワークしてビッグシャツやアノラック、パーカ、トラックスーツを仕立てたりと、従来のアイテムではない用いられ方が新鮮。
アーカイブの古いスカーフ柄をパッチワークした大きいシャツにスニーカーの組み合わせや、80年代のヒップホップのストリートカルチャーを思わせるビッグサイズのスエットスーツに大きなロゴやタイポグラフィが特徴。
フーリガンマフラーやロングマフラー、チェーンをジャラジャラ付けるなど、派手なアクセサリーも見逃せません。
フリンジのついたオーソドックスなデザインのマフラーが着こなしのアクセントに。
ロングタイプの裾を揺らして動きのあるシルエット、カジュアルな若さと抜け感のある着こなしがポイントです。
ロゴ使いは服、小物ともに今季も人気。バッグには遠目からみてもわかるほどネームを強調しています。
昨年から人気継続のリュックや斜め掛け(クロスボディ)タイプはますますモードに進化。1980年代に流行したウエストポーチも復活です。
2018、19秋冬ストリートは、
・シルエット全体を大きくすることのように、極端なボリュームや量感がおしゃれのポイント。
・スカーフプリントの従来のアイテムではない用いられ方が新鮮。
・チェーンをジャラジャラ付けるなど、派手なアクセも見逃せない。
要素を取り入れる量感が重要。2018、19秋冬のトレンド情報でした。